更新日 2025年01月21日 | カテゴリ: カウンセリング
カウンセリングの効果的な受け方をご存じですか?
初めてカウンセリングを受ける場合、カウンセラーにどこまで話してよいのか、話しにくいと感じたときにはどうすればよいのか不安になりますよね。
なかには考えすぎて、カウンセリングから足が遠のいてしまう方もいるのではないでしょうか。
今回は、初めての方でもわかりやすいカウンセリングの効果的な受け方や、カウンセラー選びのポイントについてご紹介します。
カウンセリングでなくとも、初対面の人と話すのは大なり小なり緊張するものです。また、会話自体に苦手意識がある場合、思うように言葉が出てこないかもしれません。
大切な話を打ち明ける場面で緊張して話が前後してしまったり、文脈がまとまらなくなるのは当然のことです。
カウンセラーに自分をよく見せようとする必要はありません。カウンセラーはあなたがリラックスして話しやすい環境を整えてくれます。ありのままの気持ちを、焦らずゆっくりと話していきましょう。
沈黙が気まずい、怖い。沈黙を苦手としていませんか?
カウンセリングで大切なのは、自分自身と向き合う時間を持つことです。
ときには、沈黙の末に発する言葉こそが本当に話したい言葉かもしれません。カウンセラーは沈黙も大切な時間だと考えています。
カウンセラーに気を遣う必要はありません。落ち着いて話せる空間のなかで、自分のペースで話すのを待ってくれるでしょう。
沈黙が「自分の思いを表現するための言葉を探している時間」であれば、ふと頭に思い浮かんだ言葉を一言でもいいので発してみてください。
カウンセリングに必要なのは流暢に話すことではなく、心を解放することです。
自分の今の気持ちに一番近い言葉を選び、そこから言葉をひとつずつつなげていけば、カウンセラーがその意味をくみ取ってくれるはずです。
カウンセリングを受けようと思ったきっかけはなんでしょうか。
「自分だけでは解決できない悩み事や困った出来事があるので聞いてもらいたい」
「前向きな考え方ができるようアドバイスをして欲しい」
「精神的な病気による不調を改善したい」
カウンセリングを受けることになるまでの経緯は人によってさまざまです。
カウンセリングではクライエントが今抱えている悩みや心の状態を聞くことで、問題点を整理・分析していきます。悩みが具体化されると問題の全体像をつかめるので、解決のためにどうするべきなのかが見つけやすくなるのです。カウンセリングによって問題に対する考え方やとらえ方が変化し、問題解決につながることもあります。
ほとんどの場合、カウンセラーがクライエントの話に割って入ったり、考え方を否定するようなことはありません。カウンセラーはクライエントの話に傾聴し、共感することで一緒に考えてくれるのです。
クライエントがカウンセリングを通して「誰かに聞いてもらえた」「わかってもらえた」と感じ、心が軽くなったり、今より良くなろうとする気持ちが湧いてくることはカウンセリングのひとつの目的でもあります。
そのためにはクライエント側もカウンセラーを信じてカウンセリングを受け入れることが大切です。
カウンセリングはすぐに効果が出るものではありません。しかし、効果を疑いながらカウンセリングを受けることは、問題解決を遅らせることにつながります。
スポーツや勉強はもちろん、仕事で与えられたプロジェクトなどでは、最終的なゴールがあることでさらに自分の力を発揮できます。
カウンセリングを受けるにあたって、自分が目的とする状態やなりたい自分はイメージできているでしょうか。
カウンセリングの目的はさまざまですが、そのひとつに「自分に自信を持つこと」が挙げられます。もし今より自分に自信が持てるようになったら何をしたいですか?
「スキルアップのために転職したい」
「長期の旅行に出かけたい」
「ずっとやってみたかった趣味を始めてみたい」
自信を持つことで行動力が生まれると、新たな夢が広がるかもしれません。
カウンセリングを進めるためにはある程度の時間がかかります。途中で自信をなくしたりカウンセラーに対して不信感が現れることもあるかもしれません。
しかし、なりたい自分をイメージし、目的意識を持つことで心の不調は少しずつ改善が期待できます。
まずはクライエント自身がカウンセリングの効果を信じ、目的を考えて主体的に取り組むことから始めてみましょう。
カウンセラー選びは、カウンセラーに対して信頼できるかどうかが大きなポイントです。
信頼関係が構築できなければカウンセラーとの対話はうまくいかず、抱えている悩みをすべて話したり、心の奥底にある自由で素直な感情を表現することはできないでしょう。
カウンセラーとしての経験年数や持っている資格で選ぶ方もいるかもしれませんが、実際に会うと緊張して話しづらいと感じる場合もあるかもしれません。
また、「同性で年齢が近い方が話しやすそう」といったイメージを持っていても、そうではないこともあります。
最初から条件を絞りすぎず、探してみてはいかがでしょうか。「なんだか合わないな」と感じたときは、遠慮せずほかのカウンセラーを探して比較してみてください。
対面カウンセリングでは初めて会うカウンセラーと直接やり取りする必要があるため、対人関係に不安のある人や、個室で緊張感をおぼえる人には不向きかもしれません。
その点、オンラインカウンセリングでは画面や電話を通してやり取りするので、対面カウンセリングよりも圧迫感や緊張感、不安感などを抑えられます。自宅でリラックスしながら相談できるため、対面カウンセリングに比べると気軽に相談できるといえるでしょう。
また、オンラインの場合、登録しているカウンセラーが多いため、そのなかからより自分に合ったカウンセラーを選べるシステムもあります。
初めてのカウンセリングになかなか最初の一歩が踏み出せないという方は、まずオンラインカウンセリングから始めてみるのはいかがでしょうか。
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