更新日 2025年01月14日 | カテゴリ: コーチング
カウンセリングを受けてみたいけど、どんな感じなんだろう? コーチングとは何が違うんだろう?自分はどっちを受けるべきなんだろう? どんなカウンセラーが今の自分に合っているんだろう?
そんな、カウンセリングやコーチングを受けてみたい人のために、 受ける前に整理すべきこと、カウンセリングとコーチングの違い、カウンセラーやコーチの選び方をご紹介します。
悩みがある時に相談する先として挙げられる、カウンセリングとコーチング。この2つはよく並列されますが、それぞれはどのようなものなのでしょうか。
カウンセリングは、こころの専門家であるカウンセラーとの対話を通じて、困りごとの解決をサポートするものです。問題の整理、考え方の癖や客観的な気づき、人間関係の構築の仕方の模索などができます。
一方でコーチングは、ある目標の達成に向けてコーチが気づきを与えたり自主的な行動を促すようサポートをするものです。コーチが一方的に指示を出すのではなく、対話を通じて相談者が自主的に考えていきます。
実はカウンセリングとコーチングには明確な境界線はありません。 カウンセリングはマイナスからゼロ、コーチングはゼロからプラス、という言い方をすることもありますが、 実際はどちらもコーチング・カウンセリングの両方で扱えます。
ただ、カウンセリングは「1. 不調を改善する」ために「2. 現状を整理する」。その結果「3. 未来に向かう」ことができるのに対して、コーチングは「3. 未来に向かう」ために「2. 現状を整理する」その結果「1. 不調が改善する」という構造になっています。
「自分に影響を与えた過去について扱いたい、問題を解決したい、不調を和らげたい」という目的の場合はカウンセリングを、「未来を具体化したい、未来に向かって行動変容をしたい」という場合にはコーチングを受けるのがおすすめです。
基本的にカウンセリングもコーチングも誰が受けてもいいものですが、心が不安定なときには、コーチングのように問題を扱わずに未来を見るような手法を取ると不安定さが増してしまうことがあるので、カウンセリングを受けることをおすすめします。
カウンセリングとコーチングの違いが分かったところで、相性の良いカウンセラーやコーチを選ぶときに特に注目したいポイントをご紹介します。
カウンセラー・コーチが経歴に書いている資格は様々で、「どの資格がいいのかわからない!」と思われる方も多いと思います。 代表的に、カウンセリングでは「臨床心理士」「公認心理師」、コーチングなら「ICF」「EMCC」「AC」認定コーチなどは、資格取得要件に実務経験があり、体系的な学習があるので、一定の学習と経験を積んだ人であるといえるでしょう。
しかし、カウンセリングやコーチングは経験、センス、相性の要素も大きく、資格があるからといって自分にあうカウンセリングやコーチングが保証されているわけではありません。 また、コーチング・カウンセリングの経験以外にも社会経験を積んでいる人は、特定の領域の問題の構造を把握する直感力が育っていることがあります。経営者がコーチングを受けるなら経営者経験があるコーチの方が、医者がコーチングを受けるなら医者経験があるコーチの方が、問題把握や解決に導く直感力が優れていることが多いです。
コーチングやカウンセリングでは、自分のとても深いところについて話をする必要があります。親にも恋人にも話したことがないような自分のドロドロした感情や願望を話すこともあります。そのため、「深い話をしたいと思えない人」とは上手くいきづらいでしょう。
「この人になら自分の話をしてみてもいいな」と思える安心感・信頼感を持てるかどうかが重要です。
相性が良いかを知るには、実際に話してみたときの直感が大切です。会話の中での安心感、話しやすさ、警戒せずに済むかどうか、「間」が合うかどうかなどが判断のポイントでしょう。
自分と似た属性の人がカウンセリング・コーチングを受けて感じたことは、自分が受けた時の感想に近い可能性が高くなるでしょう。。口コミや感想などを確認し、「この人が受けてよかったなら受けてみようかな」と思える人が受けたカウンセリング・コーチングサービスを試してみましょう。
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